凌雲山圓如寺

圓如寺について

凌雲山圓如寺は、室町中期明応3年(1494)栄仙上人により開基され、150年後の江戸初期慶安年間(1648-1652)全実上人により中興創建されました。

その後脈々と受け継がれてきた圓如寺でしたが、昭和34年の伊勢湾台風により裏山が総崩れし、一瞬にして壊滅してしまいました。しかしながら不思議にも御本尊阿弥陀如来並びに天台伝教両大師の尊像にはいささかも損傷がなく、厳然たる尊容を拝しておりました。当時の当山住職第18世智弘法師は檀信徒一同と協力し、本寺西明寺所有の金毘羅座敷(池寺1163-7)の浄地を譲り受け、茲に再建されました。

昭和40年3月14日、天台座主251世即真周湛大僧正猊下をお迎えし、仏教音楽の大家、人間国宝中山玄雄大僧正明音のもとに落慶大供養が厳かに執り行われ、現在に至ります。

お知らせ

延暦寺でのご納骨をご希望の方はお問い合わせください。併せて根本中堂等の参拝も住職がご案内させていただきます。